
今回は名古屋の新名所巡り!
2011.11.26(Sat)~27(Sun)
2011年3月にオープンした,JR東海が運営する『リニア・鉄道館』,2011年11月にグランドオープンしたばかりの,名古屋市(教育委員会)が運営する『名古屋市科学館』のレポートをします!
リニア・鉄道館
最初は,名古屋駅からは「あおなみ線」に乗っておよそ30分,金城ふ頭駅に隣接する,リニア・鉄道館に行きました。私は車で行ったのですが・・・。ラーメン祭りというイベントが行われているらしく,ふ頭に向かう道は大渋滞。リニアがこんなに混んでいるのか?と,しばらく渋滞に巻き込まれていましたが,一番左の斜線はスイスイと流れていることに疑問を感じ,左車線に出てみると,この渋滞の列は右折レーンにつながっていました。こらがラーメン祭りに向かう列。リニア鉄道館は直進。無事に到着しました。
建物はリニアモーターカーをイメージしたのか,青いラインがすごく印象的でした。3月にオープンして以来,親子連れや鉄道好きな人で混み合うようです。まだまだ人気があるようですね。入場料は大人1000円。JRが運営していますので,Toica(JR東海のICカード)が使えます。私はモバイルSUICAで,対応していました。
検札を受けて,中に入るといきなり目に飛び込んできたのは,SLと新幹線の実験車両(300X)とリニアモーターカー(MLX-01)でした。暗闇にぱっと浮き上がる姿がすごく幻想的で,きれいでした。
この展示車両はもちろん実際に走っていたもので,使用感というか,細かい傷などがそのまま残っていました。また,実際に触ることもできますし,リニアモーターカーでは車内にはいることもできます。リニアモーターカーの先端部分には『座らないでください』というプレートがおいてあったのには少し笑えました。
順路に従って進んでいくと,吹き抜けの明るくとても広いスペースがありました。ここには歴代の新幹線や特急電車などが展示してありました。もちろん,車内に入ることも触ることもできます。塗装もきれいにし直されていて,普通に走り出してもおかしくない状態でした。
のぞみ型車両と最初は呼ばれていた300系は,試作型と量産型と並べて展示してありました。こうやってみると,かなりの違いが見られます。当時は車高が低くてゆれがすごくて・・・なんて言われることもありましたが,この車両からスピードアップにつながっていったんですよね。左右の写真,どちらが試作車でしょうかねえ。
歴代の新幹線が続きます。2階建て新幹線として人気だった100系も展示してありました。100系はすでに引退してしまいました。とくに2階建て部分の食堂車は,結局一度も利用することなく終わってしまいました・・・。写真などで車内の様子を見ることはありましたが,実物を見たのは今日が初めてでした。また,先頭車両と連結されていましたが,その車両の車番が1番でした。トップナンバーを展示しているところもいいですね。あと,懐かしかったのは青地の種別,行き先表示幕です。文字の形も懐かしさがあります。
次に見たのは,イエロードクターです。現在は700系ベースですが,ここに展示してあるのは,0系ベースのものです。もちろん本物。車内を見ることもできます。椅子が昔の0系のもので,座席を回転させずに背もたれを前後させて方向転換するタイプのものでした。当時の0系の車内の雰囲気を味わうことができました。もちろん,0系も展示してありました。ビュッフェや食堂車の中も入ることができました。普通車の座席はドクターイエローと同じものでした。当時の自由席の座席です。
食堂車って新幹線ならではの贅沢のように当時の私は感じていました(小学生)。大人になったらここで食事しながら旅行したいなあ,と思いましたが,大人になる頃には食堂車は姿を消していました・・・。スピード第一のこのご時世ですから,仕方がないですね・・・。
さて,次は歴代の特急列車や急行列車の展示です。どれがどれだかわからなくなってしまったので写真を一挙に公開します(^^;
2階は鉄道の歴史に関するものを展示してあるブースや,リニアモーターカーの説明などを行っているブースなどがありました。一日いても飽きない場所です。莫大な展示物を順番に見続けて疲れるというよりも,好きなものをいつまでも眺めていられる感じで,時間が経つのも忘れてしまいそうです。
とても楽しい場所でした。
名古屋市科学館
名古屋市の中心部,栄の白川公園内にある名古屋市科学館に行きました。老朽化が進んだ科学館を建て替えて,2011年3月に一部分がリニューアルオープンしました。さらに工事を進め,11月初旬にグランドオープンとしてすべての施設が完成したばかりです。
名古屋市科学館の一番の売りは,なんと言ってもプラネタリウムでしょう。最新の投影機にコンピュータ,デジタルプロジェクタなどを駆使して立体的な映像も表現できるようになりました。左の写真の円形部分に,そのプラネタリウムがあります。全体を見ると,フジテレビのように見えて仕方がないのですが(^^;
午前9時30分の開場ですが,プラネタリウムのチケットは午前中に一日分を売り切ってしまうそうで,並ばないと無理ということもあり,朝8時40分くらいに現地入りしました。すでに300人ほど並んでいました。9時50分からの回はもともとあきらめていたので,11時の回に狙いを定めて並びました。9時15分にチケット販売が始まり,私が購入できたのは9時45分。無事に11時のチケットを手にすることができました。プラネタリウムとのセットで大人800円。プラネタリウムなしでは400円です。中学生以下は無料で見学できるというのはさすが大都市,名古屋ですね。市内の小中学生は学校の行事で見学もしているようです。
プラネタリウムまでの時間,各フロアの展示物を見て回ることにしました。フロアごとにテーマが決まっていて,まず最初に見たフロアは材料に関するものでした。金属の種類や材料の特徴,実例などの説明があったり,実験で性質を確かめたり,見て,触って,感じて,というのがこの科学館のコンセプトのようです。このフロアで特に感動したのは,ICやLSIなど半導体の材料となるシリコン。純度が99.999999999%(ナイン・イレブン)のシリコンがおいてあり,コーティングはされていましたが触ることができました。科学を勉強した人なら,99.999999999%がどんな値かはおわかりかと思います。これ以上の純度のものは作れない,というものです。
吹き抜け部分があって,掃除機のような大きな音がしたので見下ろしてみると,竜巻の実演のようでした。ドライアイスの白い蒸気が渦を巻きながらどんどん上に伸びていきます。最初は下の方で渦を巻いているだけだったのが,上に伸び出すと一気に成長してきました。あっという間に10m位の高さまで伸びていきました。下の階から見上げることもできますし,私のように上から見下ろしたり,最上部を間近に見ることもできます。
人間の目の錯覚を利用した展示もたくさんありました。
4本の線,どんな風に見えますか?
青い部分のとんがりが4つ出会うところに明るい黄色の点が一つあります。この一つの点に集中してみていると・・・あれれ?
そのほかの展示については,写真だけですが・・・(^^;
見学中に,館内アナウンスが入りました。屋上で,80cm望遠鏡の展示と金星の観測会があるということです。こんな昼間に金星?と思いながら向かいました。残念ながら,雲がかかってしまい金星を見ることはできませんでしたが,レンズをのぞいてみることにしました。・・・う~ん,真っ白(^^;コンピュータで金星の動きを記録しているそうで,自動追尾しているそうです。12月10日の皆既月食や,来年5月21日の金環日食もこれで観測するようです。すごいものが見られそうですね。
プラネタリウムは撮影禁止だったので写真がないのですが,私が昔見ていたプラネタリウムとは全く印象が変わりました。立体的に見えるし,画像がとてもきれいだし・・・。座席もリクライニングや回転が自由なんです。横を見たければ椅子が回転しますから,楽な姿勢で好きなところを見ることができます。毎月,番組が変わります。市内の人たちも何度も足を運んでみることができますね。年間パスポートも売っていました。大人3200円。4回来れば元が取れる計算ですね。
外に出てみると,国産ロケットのH2-bロケットが展示されています。JAXAで研究開発されたロケットで,宇宙に行く前の,材料試験などを行うときに使った,試作機だそうです。限りなく本物に近いもの,という説明でした。また,その奥には先日まで宇宙にいっていた古川さんが滞在していた,国際宇宙ステーションの日本製実験施設である『きぼう』の開発用試験機(実物)が展示してあります。中に入ることはできませんが,のぞき込むことはできました。
展示物もたくさんありましたので,興味を持った方は実際に目で見てきてくださいね~。

